2024年2月28日にりりーすされるSKE48の32枚目のシングル「愛のホログラム」。
ピアノとストリングスがとても印象的で、クラシック要素の強い楽曲ですよね。SKE48の表題では、あまりなかったタイプといえるでしょう。
ですが、どこか既視感がありますよね。
「反射的スルー」感ありませんか?
そう感じた方、他にもいますよね…!?
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SKE48 「愛のホログラム」作曲は杉山勝彦?
前述したように、ピアノとストリングスが主題のクラシック的なトラックと昭和歌謡的なメロディーが印象的な「愛のホログラム」。劇場公演曲を彷彿とさせる曲調でもあります。
しかし、私が一番思い浮かべたのが「反射的スルー」。イントロを聴いた瞬間から「反射的スルー」だと感じました。
もっともこの2曲には共通点があります。
まずは、どちらもピアノとストリングスが印象的なクラシック要素も強いトラックであること。中サビで一瞬落ちになるところも一緒ですよね。
そして、このクラシック感は「反射的スルー」の作曲者・杉山勝彦さんの得意分野でもあります。
杉山勝彦さんは、母親がクラシックピアノをやっていたこともあり、自身の一番のルーツはクラシックだと公言。杉山さんが好きなMr.Childrenの元プロデューサーである小林武史さんもクラシックがルーツですので、そこも影響を受けていることでしょう。
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実際、杉山さんが乃木坂に提供した「きっかけ」や「君の名は希望」「サヨナラの意味」はクラシック要素が大いに取り入れられています。中でも「きっかけ」は乃木坂ファンだけでなく、ミスチルの桜井和寿さんにも評価され桜井さんがカバーもしました。
中サビで一瞬落ちになるというのも杉山さん作曲の日向坂46「ガラス窓が汚れてる」と同じです。
ラスサビの転調も印象的
杉山勝彦さんを語る上で、もう1つ忘れてはならないのが転調です。転調はクラシックではかなり多いですし、杉山さん自身そこも含めてクラシックに影響を受けたと語っていました。
「サヨナラの意味」はじめ、乃木坂の楽曲でも杉山さんは転調をよく使っています。
そして、「愛のホログラム」もラスサビで転調してますよね。つまり、中サビで落ちになりラスサビで転調するというのは杉山勝彦要素しかないのです。笑
歌謡曲的メロという意味でも、杉山さん作曲の日向坂「どうして雨だと言ったんだろう?」、AKB48「ノーカン」などがありますね。
もちろん、ピアノとストリングスを主体とした秋元先生関連の楽曲は杉山曲以外にもあります。しかし、ここまで洗練されたクラシック要素の強いトラックを作れるのは杉山さんしかいないのではないでしょうか?
もし「愛のホログラム」が杉山さん作曲なら、「前のめり」「絶対インスピレーション」と3曲目ですね。かつては、1度表題で採用された作曲家はもう表題では採用されないなんて説もありましたが、もうそれは無効でしょう。
「愛のホログラム」、SKE48の新たな名曲となる予感がしますよ!