宮脇咲良さんと言えば、走り方がおかしいとか縄跳びができないといった謎の運動神経の持ち主という印象が強いですよね。故に、ポンコツキャラと言われることも多々あります。
しかし、そのポンコツキャラは計算とも言われています。実際、宮脇咲良はかなり計算力の高い人間ではないかと私自身感じています。
そこで今回は、宮脇咲良の運動神経を検証するとともに、宮脇咲良の人間性について考察してみます。
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運動音痴キャラ・宮脇咲良
運動神経が悪いというのは、アイドルにとっては必ずしも悪いことではありません。むしろ、女性アイドルの場合、運動が苦手というのは「かわいい」に繋がりやすいので、それが大きな武器になるとも言えます。
宮脇咲良の運動神経の悪さも例外ではありません。AKB48グループ対抗大運動会では、顔を極端に上げ目をつむり両腕を大きく広げた状態で走るという何とも奇妙な姿勢で走った宮脇咲良。走り方自体は奇妙過ぎるのですが、ファンからは”面白い”や”かわいい”と評判。
この運動音痴キャラは走り方だけに留まりませんでした。同じくAKB48グループ対抗大運動会で大縄跳びに参加した際、なんとジャンプをしながら列からはみ出るという珍プレーをしたのです。縄跳びで列からはみ出すなんて、いくら運動神経が悪くてもなかなか起こることではありませんよね。
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正統派アイドルとして人気を得た宮脇咲良ですが、自身の運動神経の悪さも見事に人気へと変えていきました。大所帯化したアイドルグループで生き残っていくには、番組やイベントに出演した際にいかに結果を残せるかが重要かと思われます。ですから、イベントで爪痕を残しキャラを定着させた宮脇咲良は勝ち組と言えるでしょう。
伝説の縄跳びや運動神経の悪さは全て計算か
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運動音痴キャラが定着した宮脇咲良ですが、その運動神経の悪さは人気向上のための戦略ではないか?という説もあります。これは、指原莉乃が準レギュラーを務めていた「Momm!!」にAKB48がゲスト出演した際、横山由依が指摘していましたね。
横山由依曰く、前途した大運動会では走り方がおかしかったのに、「希望的リフレイン」のPVでの走るシーンでは普通に走っていたとのこと。このことから、宮脇咲良は人気獲得のために運動音痴キャラのフリをしているのでは?と横山由依が指摘したのでした。
さらに、韓国のバラエティ番組「人間知能-最も完璧なA.I.」(JTBC)に出演した際は、縄跳びも普通に飛んでいました。大運動会の大縄跳びで異例の珍プレーをかましたのと同一人物とは到底思えないレベル。
「Momm!!」で横山由依から突っ込まれた際、宮脇咲良は運動音痴のフリをしている説を否定。かわいく映ろうと意識するPVなら普通に走れるけど、一生懸命速く走ろうとすると上手く走れないと話していました。よって、運動音痴は計算されたキャラではなく、ガチとのこと。
しかし、これがガチではなく計算されたものと思われるエピソードがあります。
同じく「Momm!!」の別の回に出演した際、宮脇咲良は人気向上のためにかわいい自撮りをSNSに載せたりファンと交流を積極的にしていると発言。それにより、総選挙でランクアップに繋がると話していました。
また、2017年の総選挙直後に「ダウンタウンDX」に出演した際には、総選挙で1位になるために指原莉乃のファンに媚びを売っていると告白。コンサート中、指原莉乃のファンに手を振るようにしているとのこと。これは、指原莉乃が2018年以降の総選挙には出馬しないと公言していたため、2018年の総選挙ではこれまで指原莉乃に投票していたファンに自分を応援してもらおうというものでした。
そこでは、2017年の総選挙で指原莉乃が獲得した24万票が次の総選挙ではどうなるかについて細かく分析。2018年の総選挙では2017年より6万票多く獲得できれば3位の松井珠理奈に勝てるのではないかと予想をしていました。結果、松井珠理奈に勝つことはできなかったものの、2018年の総選挙で実際に6万票多く獲得。彼女の計算力は見事でした。
実際、宮脇咲良は2017年の総選挙で次の総選挙では1位を目指すと公言しており、自身がグループのトップになりたいという野望は人一倍強いです。ですから、彼女が人気向上のために努力をしているという発言は実にリアルに感じられます。
要するに、宮脇咲良は常に計算しているのです。
計算力が高いというと、マイナスなイメージが先行しがちですが、宮脇咲良はその計算力で成功したポイントもあります。
計算力の高さにみるプロ意識
出典:http://akb48taimuzu.livedoor.biz/archives/47966443.html
計算力が高いということは、それだけあざといキャラということでもあります。そのあざとさ故に、落胆する声やアンチも増えてしまいました。しかし、彼女がそれでも人気を維持出来ているのは、あざとさの中に嫌味がないからではないでしょうか。
計算力がありあざといと言っても、決して裏表があったりするわけではありません。むしろ、本音をストレートに言うキャラでもあります。↑でご紹介した、人気向上のための自撮りエピソードや指原莉乃のファンに媚びを売るといった発言はまさしくそれですよね。
他にも、自撮りが盛れた指原莉乃に「現実との差がある」とか指原莉乃はたまにかわいいなどさらっとメンバーをいじったりする一面もあります。こういったバカ正直さには好感が持てますし、仮にこのストレートな発言さえも計算だったとしても、彼女自身がHKT48に貢献をした事実がある以上、自己プロデュース力があると認めざるを得ないでしょう。「HKT48のおでかけ!」で指原莉乃が言った”咲良は本当はやれば出来るが、テレビ映りや尺を考えてワザと下手にしてる”という言葉からも、時と場合によってキャラを使い分けていることが分かります。
HKT48加入前は子役として活動しており、グループ在籍後も女優志望である宮脇咲良は、キャラを使い分けることが将来の女優としての活動に役立つかもしれないと考えているのではないでしょうか。女優としての経験はまだまだ足りませんが、IZ*ONEでの専任活動が彼女を大きく成長させることは間違いないはずです。
HKT48には指原莉乃という自己プロデュース力抜群なモンスターがいますが、宮脇咲良もそれに決して劣りません。何故なら、彼女のキャラの計算力は全てプロ意識の高さへと繋がっているからです。PVなどアイドルとしてかわいく見せるべきところでは普通に走り、運動会などのイベント時には運動音痴キャラで爪痕を残す。こういったキャラの使い分けが出来るのも、プロ意識が高くなければこなせません。
”会いに行けるアイドル”をコンセプトとしているAKB48グループにとって、身近な存在感を実現することは必要不可欠です。ステージではキラキラ輝いているのに運動音痴というのは身近に感じられる要素に十分なり得るので、宮脇咲良は自己プロデュース力でそれを実現化しています。
歌やダンスをきちんとこなすのも当然プロ意識ですが、自分の不得意な部分をあえて見せることもプロ意識が高いと言えるのではないでしょうか。普段から、プロ意識が高いとファンに評判の宮脇咲良ですが、そのプロ意識の高さは彼女にしかできない計算力があってのことだと思います。
まとめ
宮脇咲良は歌やダンスがずば抜けて上手なわけではありません。ですが、キャラを計算し自己プロデュースしていくだけの力とプロ意識があります。
少なくとも、ステージでは正統派に分類される宮脇咲良。その正統派な要素と運動神経の悪さやポンコツキャラという絶妙なバランスが彼女の人気の秘訣なのでしょう。
完璧すぎないアイドルを完璧に演じる宮脇咲良の活躍に、今後も期待しています!
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