AKB48にはたくさんの名曲や神曲がある。世間の知名度で言えば、「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「365日の紙飛行機」もそれらに入るだろう。
しかし、AKB48の名曲、神曲たちはシングル表題だけでない。カップリングやアルバム、劇場公演の楽曲の中にももっと評価されるべき楽曲がたくさんある。
そこで今回はAKB48の隠れた名曲をカップリングやアルバム、劇場公演の楽曲の中からご紹介しよう。なお、AKB48の楽曲はいろんな作曲家が参加しているので、こちらの記事は井上ヨシマサ氏の作品縛りでご紹介していくものとする。
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【目次】
劇場公演やカップリングも神曲が多数の井上ヨシマサ
まず、井上ヨシマサ氏がどんな人物かについて軽く触れておこう。
井上ヨシマサ氏はAKB48へ多くの楽曲を提供している作曲家で、シングル表題だと「大声ダイヤモンド」「涙サプライズ」「10年桜」「Everyday、カチューシャ」「RIVER」「Beginner」など実に多数だ。今のAKB48があるのは井上ヨシマサ氏が名曲を作り続けてきたからこそと言っても過言ではないだろう。
なお、井上ヨシマサ氏の代表曲について、以下の記事で詳しく語っているのでそちらも併せて読んでほしい。
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↑の記事を呼んで頂ければ、井上ヨシマサ氏がいかに天才であるかはわかっていただけると思うが、彼の功績はシングル表題だけではない。カップリングやアルバム、劇場公演楽曲にも名曲や神曲がたくさんあるのだ。
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では、本題へいってみよう。
誰かのために -What can I do for someone?-
「誰かのために -What can I do for someone?-」は劇場公演『チームA 3rd Stage「誰かのために」』の楽曲。また、2011年に発生した東日本大震災を受けてAKB48が開始した「誰かのために」プロジェクトの一環として配信限定チャリティソングとしてもリリースされた。
平和を願うメッセージ性の強い歌詞で、いい意味でAKB48のイメージが変わる楽曲ではないだろうか。コアなファンが望んでいるのはもっと元気な楽曲だと思うが、個人的にはAKB48の隠れた名曲だと思う。
Virgin love
Virgin loveは、劇場公演『チームK 2nd Stage「青春ガールズ」』の楽曲で、メジャー2作目シングル「制服が邪魔をする」のカップリングとしても収録された。
どことなく昭和のアイドル歌謡を彷彿とした楽曲で、曲調的には「スカート、ひらり」あたりに近い。井上ヨシマサ氏は6歳からピアノでクラシックを習っていたこともあり元々はマイナーキーの楽曲を得意としていたので、Virgin loveは井上ヨシマサ氏の真骨頂と言えるのではないだろうか。
涙売りの少女
「涙売りの少女」は、劇場公演『チームA 3rd Stage「誰かのために」』の楽曲で、メジャー3作目のシングル「軽蔑していた愛情」のカップリングとしても収録された。
こちらもVirgin love同様、歌謡曲テイストの強い楽曲。筒美京平氏のオマージュも感じる。
泣きながら微笑んで
「泣きながら微笑んで」は、劇場公演『チームK 3rd Stage「脳内パラダイス」』の楽曲で、大島優子のソロ曲。大島優子推しの中でも特別な1曲である。
また、井上ヨシマサ氏には珍しくバラード。美しい旋律が印象的で、爽やかだがどこか切ないメロディーラインを王道とするAKB48らしい神曲ではないかと思う。
ヒグラシノコイ
「ヒグラシノコイ」は、劇場公演『ひまわり組 1st Stage「僕の太陽」』の楽曲。
こちらもメロディーが美しいミディアムテンポの楽曲で、高橋みなみや増田有華などオリメンも歌唱力の高いメンバーが担当していたのが印象的だ。
ハート型ウイルス
「ハート型ウイルス」は、劇場公演『チームA 5th Stage「恋愛禁止条例」』の楽曲。
キャッチーなメロディーが印象的なアイドルポップで、ライブでも特に盛り上がるヨシマサ節が炸裂したナンバーだ。
また、小嶋陽菜の代表曲でもあり、ノースリーブスバージョンもある。シングル表題ではないが、こちらも井上ヨシマサ氏の代表曲の1つでもあると思う。
今度こそエクスタシー
「今度こそエクスタシー」は、AKB48のメジャー32作目のシングル「恋するフォーチュンクッキー」のカップリング曲。当楽曲は、32ndシングル選抜総選挙で33位〜48位にランクインしたネクストガールズが歌唱している。
「恋するフォーチュンクッキー」が指原莉乃初の1位獲得したということや恋チュン自体の評価からこのシングルは表題の1人勝ち的な印象があったが、個人的にはこのシングルで1番好きなのが「今度こそエクスタシー」だ。
さよならサーフボード
「さよならサーフボード」は、AKB48のメジャー41作目のシングル「ハロウィン・ナイト」のカップリング曲で、アンダーメンバ歌唱曲。
ハロウィン・ナイトはヨシマサ氏の真骨頂ともいえる神曲だが、「さよならサーフボード」も名曲だと思う。ダンスナンバーのハロナイとは一転、こちらは王道アイドルソングだ。
君を君を君を…
「君を君を君を…」は、AKB48のメジャー42作目のシングル「唇にBe My Baby」のカップリング曲。次世代選抜楽曲ということで、岡田奈々、向井地美音、村山彩希などメンツも豪華だ。こちらもAKBらしい神曲だと思う。
ちなみにこのシングルの共通カップリングは「365日の紙飛行機」。Team Kの「お姉さんの独り言」も名曲だしすごいシングルだった。
AKB48は名曲揃い
以上、井上ヨシマサ編AKB48の隠れた名曲紹介でした。改めてまとめると、やはり井上ヨシマサ氏は天才だと思う。
そして、AKB48には多くの名曲があることも改めて痛感した。
今後もヨシマサ氏にはAKB48に神曲をつくっていってもらいたい。